2021年5月31日
鎌倉歴史文化交流館です
鎌倉の歴史と文化を知ることができる博物館
鎌倉駅西口から源氏山の方向へ少し登った静かなところにあります
鎌倉の古代から近現代までの歴史と文化を知り、そして高台からの鎌倉の眺望がよいところです
建物もきれいです
Contents
鎌倉歴史文化交流館への行き方 鎌倉駅西口から今小路
わかりやすい道順は
鎌倉駅西口から市役所前交差点を右に曲がって今小路からのぼる
あるいは
鎌倉市役所の前のワイン館脇の小道をのぼる
という道順です
今回は寿福寺から歩いて来ました
今小路から横須賀線踏切のある通りで左折して古我邸の前を通って行きました
古我邸 洋風建築と庭園のあるフランス料理レストラン&カフェ
今回は通りすぎただけです
古我邸
フランス料理のレストランでカフェとしても利用できます
ウェディングにも利用できますね
古我邸
【住所】 日本、〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目7−23
詳細情報・口コミは地図をクリックしてご覧ください
きれいな広い庭と洋風建築の建物
三菱財閥の荘清次郎の別荘として大正5年に完成した建物だそうです
フレンチのランチとディナーのレストランですけれど、お昼から日没までカフェでも利用できます
古我邸は鎌倉駅西口から歩いて5分ちょっとのところですから駅のすぐ近くですね
無量寿院跡に建つ鎌倉歴史文化交流館
古我邸から鎌倉歴史文化交流館 無量寿院跡
鎌倉歴史文化交流館は古我邸より少し上にあります
今の地名は扇ヶ谷ですが、このたり一帯は無量寺谷(むりょうじがやつ)と呼ばれた地です
鎌倉幕府の御家人安達氏ゆかりの無量寿院というお寺があったそうです
安達氏の祖は、鎌倉殿の13人のひとり安達盛長です
静かな住宅街の坂を登っていきます
鎌倉歴史文化交流館の壁が見えてきました
横から来ましたが、正面の門はこちらではなく、鎌倉市役所の方向ですね
鎌倉歴史文化交流館 入口
帰りは鎌倉市役所側の入口から出ました
入口の道の両脇にはあじさいも咲いていました
入口の正面にあるのは茶房雲母、右手側に行くと佐助です
佐助稲荷や銭洗弁財天、源氏山公園への続く道です
鎌倉市役所や鎌倉駅の方向は左手側になります
鎌倉駅から今小路を通っても、鎌倉市役所から来ても10分程度
入館料300円で入ることができます
銭洗弁財天などに行く途中でも寄れます
じっくりみるのも良いですし、さっと鎌倉の歴史と文化のおさらいをするのにもよい博物館です
鎌倉歴史文化交流館
【住所】 日本、〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目5−1
詳細情報・口コミは地図をクリックしてご覧ください
鎌倉歴史文化交流館 鎌倉の歴史と文化を知る博物館
鎌倉の通史 展示
鎌倉歴史文化交流館の入館料は大人300円
2017年開館ですから、新しい歴史文化展示施設です
鎌倉が世界遺産登録を目指したことをきっかけにできた施設
本館入ってすぐ、刀の展示と畠山重忠の大鎧模写の展示
鎌倉武士の鏡と言われた畠山重忠
本館フロアは通史の展示室、中世の展示、近世・近現代の展示です
出土品や歴史の説明パネルなど展示されています
個人住宅をリノベーションして造られた施設ということですがきれいな建物ですね
世界的な建築家ノーマン・フォスターの建築設計事務所が手掛けた建物です
鎌倉の中世 近世・近現代 展示
鎌倉時代といえば中世です
源頼朝が二階堂の地に建てた永福寺
二階堂の地名に由来になったのが永福寺で、現地は建物はないですが遺構が整備され公開されています
瓦が展示されていました
こちらは鎌倉の歴史を説明してくれる展示です
今日は寿福寺からきました
地図と写真が映写されてナレーションが流れます
映像の展示などもあります
近現代の映像はすこし長めのもの
それほど広い博物館ではなく、展示もすっきりしていますが、鎌倉の歴史と文化を知る施設としておすすめです
ここをきっかけにもっと鎌倉の歴史を深く知りたくなる施設だと思います
別館 鎌倉大仏 企画展示
別館では鎌倉大仏の展示が行われていました
小型の大仏像
別館 鎌倉殿の13人パネル
そして別館にあったのが「鎌倉殿の13人」関係のパネル
今は13人の宿老を紹介したパネル13枚が展示されています
パネルだけで他の展示物はありませんでした
市役所には鎌倉殿の13人の担当部署もあるようですし、これから来年に向けて、展示が行われることになるのかもしれませんね
鎌倉歴史文化交流館 合槌稲荷社跡
合槌稲荷社跡へ
本館と別館の間にある合槌稲荷社跡
階段をのぼった上にあります
三菱財閥4代目当主岩崎小弥太が合槌稲荷社を復興して整備したと書いてあります
本館の裏は入れないですが、建物の中からは見えていました
交流館の裏手は鎌倉の山ですからやぐらもあります
別館裏の庭にあるわりと新しいようにみえる3つ並んだ穴は三菱財閥時代に掘られたものだそうです
合槌稲荷跡へと階段でのぼります
こちらが合槌稲荷跡
合槌稲荷は葛原岡神社に合祀されているそうです
葛原岡神社は源氏山公園にありますから、この山の北側になります
昔の階段ですね
今は通ることはできません
階段は下のほうで途切れていました
稲荷跡の正面
稲荷跡の周辺にはベンチもありましたから、鎌倉の景色を眺めながら休むこともできます
静かなところです
合槌稲荷社跡 展望台 鎌倉市街の眺め
鎌倉市街方面
逗子マリーナが見えます
視界がそれほどひらけているわけではないですが、材木座方面がみえます
三菱財閥時代の穴はやっぱりやぐらとは違いますね
アーチ状になっています
合槌稲荷の紹介パネルに刃稲荷がこのあたりにあったと書かれているのですが、寿福寺からこちらに来る途中にも稲荷社がありました
こちら寿福寺からの道沿いにあった稲荷社
刃稲荷だそうです
鎌倉の歴史と文化を見た後に
鎌倉の歴史と文化を交流館で見た後、横須賀線に乗って帰ろうとしたら、来たのが湘南新宿ライン宇都宮線直通古河行きでした
今は鎌倉から古河まで電車で直通で行ってしまえます
室町時代に鎌倉公方が古河へ逃れてからあと、都だった鎌倉が寂しい農漁村になってしまうわけです
鎌倉の歴史・古社寺 見どころガイド 日帰り観光コースガイド
鎌倉には多くの史跡、お寺、神社があります
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