伊豆ひとり旅

山木判官平兼隆館跡と香山寺供養塔 源頼朝挙兵 最初のターゲット

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2021年12月27日

伊豆国の目代だった山木の平兼隆の館跡です

1180年治承四年の源頼朝挙兵の最初の標的

山木館は伊豆の国市韮山の東側の山木の高台にありました

源頼朝の鎌倉幕府への道のりはここから始まりました

山木の館の北側にあった平兼隆の後見役、堤信遠の屋敷を襲撃するとともに山木を攻めました

山木判官平兼隆館跡 源頼朝挙兵 最初の標的 

山木 平兼隆館跡
山木 平兼隆館跡

源頼朝挙兵の最初の標的になった山木判官平兼隆

山木兼隆の館襲撃の軍勢には北条時政、北条義時の親子も加わっていたと伝わっています

三嶋大社の祭礼の日だったため、館の守りも手薄だったとのことです

山木の高台一帯 山木判官平兼隆館跡と言われています

伊豆の国韮山城址から山木
伊豆の国韮山城址から山木

戦国時代の北条氏の居城だった韮山城址

その韮山城の東側にある山木の高台一帯が山木判官平兼隆館があったといわれる場所です

今は高台の住宅街で何かが残っているというわけではありませんでした

観光客向けのものが何かあるわけでもないので静かなところです

山木判官平兼隆館跡からは富士山がよく見えました

山木 富士山
山木 富士山

高台なので伊豆の国がよく見渡せ、富士山が見える景色の良いところですね

山木 平兼隆館跡
山木 平兼隆館跡

山木判官平兼隆館跡と言われる高台にあるフェンスに「この先の高台一帯が平兼隆館の跡です」と書かれていました

このあたりにはそれ以外には特に案内板のようなものも見当たりません

高台の見晴らしのよいところに広い一般の住宅が建っていました

山木の地名
山木の地名

今も地名は山木です

山木兼隆 平兼隆 香山寺の供養塔

平兼隆創建の香山寺 山木を見渡す高台の寺

山木 香山寺
山木 香山寺

平兼隆の館跡の先、山木の高台にある香山寺です

兼隆が創建したお寺で、山木地区を一望できます

山木平兼隆 香山寺
山木平兼隆 香山寺

門に書いてある香山寺の文字

山木 香山寺
山木 香山寺

山木判官平兼隆館跡と菩提寺香山寺

山木 香山寺
山木 香山寺

住宅街のほうにはありませんでしたが、香山寺には山木判官平兼隆館跡の案内板がありました

山木地区に平兼隆の屋敷があったとされることと香山寺は平兼隆の創建であることが書いてあります

山木 香山寺
山木 香山寺

香山寺にあった由緒・略歴です

平兼隆は治承四年1180年8月17日に逝去と書かれています

源頼朝挙兵の日です

景雲山 香山寺 臨済宗建長寺派

山木 香山寺
山木 香山寺

香山寺の本堂です

山木の一帯

そして伊豆の国が見渡せる高台にあります

伊豆韮山ののどかな景色を眺められるところですね

北条や江間の方角が見えます

山木 香山寺
山木 香山寺

香山寺 山木兼隆供養塔

山木 香山寺

この山木兼隆供養塔はわりと新しいもののようです

平成2年建立と書いてあります

伊豆の流人だった山木の平兼隆

伊豆の国の目代として取り立てられ、治承四年の源頼朝の旗揚げの最初の標的になってしまいます

山木平兼隆供養塔 香山寺
山木平兼隆供養塔 香山寺

香山寺に入って右側の奥に供養塔があります

本堂の少し下です

山木平兼隆供養塔 香山寺
山木平兼隆供養塔 香山寺

山木判官平兼隆館跡と香山寺の行き方・アクセス

韮山城址の東側一帯にある山木地区

韮山駅から直線距離で1.5kmくらいのところにある高台です

韮山から蛭ヶ小島、韮山城址、江川邸経由で歩いて行きました

江川邸のところにはバス停と駐車場、源氏茶屋があります

山木判官平兼隆館跡 周辺地図

山木兼隆の館跡は一般の住宅が並んでいるところです



山木判官平兼隆館跡 【Google Map】
【住所】 日本、〒410-2141 静岡県伊豆の国市韮山山木820−5
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山木判官平兼隆館跡 菩提寺 香山寺

山木の住宅街の奥まったところに香山寺があります



山木判官平兼隆の墓 【Google Map】
【住所】 日本、〒410-2141 静岡県伊豆の国市韮山山木868
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山木攻め 北条の本拠地 守山 源頼朝挙兵の地

山木攻め 源頼朝挙兵 戦勝祈願 守山八幡宮

挙兵した源頼朝は守山から戦況を見守っていたようです

山木を攻める前に守山八幡宮で戦勝祈願しています

こちらが守山八幡宮です

山木攻め 源頼朝挙兵の拠点 北条時政邸

北条時政邸は守山の北西の麓にあったそうです

しかし北条時政邸の場所からでは山木が見えそうもありません

源頼朝は守山の東側から戦況を見守っていたのではないでしょうか

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